色んな顔が笑っている 檻に入った今までをすくい取る
曲がりくねった川を覗き込む 吊り橋の向こうで手を振る昨日達
行き止まりの行き詰まりを感じさせない それほどまでに山は純粋だった
壁の向こうにだまされる 広い終点に集まる皆の影
足取りは軽くまぶたは重く 洞窟の奥はいつも暗い
重く引きずる昨日の祝祭 澄んだ水で洗い流す
きれいな赤を覆う緑 水たまりに片足を突っ込んだ
風景は心象を映し出す 心象は風景を映し出す
沈みかけた船を降りて 新しい船へと泳いでいく
空より青い海が広がる はしゃぐ姿はまるで小鬼
魚よりも自由に泳ぐ 疲れるまではしゃぐ小鬼
でも心の中の鬼は小鬼じゃない 門をくぐっても僕を傷め続ける
知らない道を突っ走る 未知を既知に変えるそれだけのために
風景は心象を映し出す 心象は風景を映し出す
長い長いスカートは高い高い崖のよう
僕の風景も変わっていく 二月が終わる前に
僕の心象も変わっていく 二月が終わる前に
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